Avidemuxのインストールと使い方
  憧れ    2019-11-14 更新 三宅 節雄
  Avidemuxのインストールと日本語化
    Avidemuxのインストール方法と日本語化の解説です。クセのないインストーラーが付属しています。
日本語化するには別途パッチファイルが必要です。

Avidemuxはmp4,flv,mkv,avi,mpeg等、様々な形式の動画を編集できるフリーソフトです。簡単なカット編集だけでなく、動画の連結や拡大縮小、字幕の焼付け、ノイズ除去、明るさや色補正など様々な処理も可能になっています。

1.ダウンロード 
2.Avidemuxのインストール
3.Avidemuxの日本語化
4.Avidemuxの日本語化の確認
5.動画の取込み
6.動画の追加
7.プレビュー画面を拡大縮小時/出力時の画像が見たい場合
8.タイムライン(動画)の移動とカット編集
9.動画の書き出し
10.その他


  1.ダウンロード
    下記公式サイトからダウンロード願います。

Avidemux - ダウンロード    :公式サイトのダウンロードページ
クリックすると下図の画面が開きますので、64bitsのFossHubをクリックしてダウンロード願います。


Avidemux - 日本語言語ファイルAvidemux - 日本語言語ファイル
日本語化のためのファイルは、上記のVer.と同じver.2.7.5をダウンロード願います。


ダウンロードしたファイル
 

Windows版のAvidemuxは、32bit版と64bit版でインストーラーが異なっています。64bit版Windows用(Ver2.7.5)をダウンロード願います。
   
  2.インストール方法
    Avidemuxはクセのないインストーラーが付いているので、慣れている人は特に迷う所はありません。インストーラーの指示に従い、数回クリックしていけばインストールは終了します。

Avidemux_2.7.5VC++64bitsをダブルクリックします。

※Avidemuxは、インストーラーを実行すると「発行元の確認できないファイル」として、PCから警告が表示される場合があります。

セキュリティー上の警告

「実行」をクリックします。


続いて、PCへの変更の許可を求めてきます

「はい」をクリックします。

インストーラーが起動しました。

次へをクリックします。

インストール場所を聞いてきます。

通常は何も設定を変更せず「次へ」をクリックすればOKです。
コンポーネントを選択します

通常は何も設定を変更せず「次へ」をクリックすればOKです。

使用許諾が表示されます。

ライセンスに同意するをクリックし、「次へ」をクリックします。

 補足 
付属ファイルの中身が分かる人は、必要なファイル・不要なファイルを選別してチェックを入れなおします。

プログラム名はデフォルトで、通常は変更する必要はありません。[次へ]をクリックします。


いつものインストールの許可を求めてきます

ここは「はい」を選択します

ここで[次へ]をクリックすると、実際にインストールが始まります。

インストール中
インストール時には、緑の横向き棒グラフが出ますが完了すれば表示が消えます。


緑の棒グラフが右端まで進めばインストールは終了です。

[完了]をクリックしてインストーラーを終了させます。
     

  3.Avidemuxの日本語化
    ※注意: Avidemuxを終了させた状態で行いましょう。

Avidemux日本語言語ファイルをクリックします。
展開をクリックし、すべて展開をクリックします。
Winzipが期限切れでライセンスを買って下さい等と表示された場合は、Windows10には展開機能が有りますから、Winzipをアンインストールして、再度クリックして展開して下さい。


解凍場所はデスクトップにしておいて下さい。

展開して生成されたファイルavidemux_ja.qmを、Avidemuxのインストールフォルダ
C:\Program Files\Avidemux 2.7 VC++ 64bits\qt5\i18nのフォルダー内に上書きします。


拒否されるので、管理者の権限で続行をクリックします。


デスクトップに、自動でショートカット・アイコンができないので、エクスプローラーを開き、
『C:\Program Files\Avidemux 2.7 VC++ 64bits\avidemux.exe』を右クリックし、ショートカットの作成をクリックします。
場所を聞いてくるので、はいをクリックします。

これですべてのインストール作業が終了のはずです。
   

  4.日本語化の確認
    デスクトップのAvidemuxのアイコンをダブルクリックして、下記の様に日本語で起動すれば完成です。
Avidemux起動画面(日本語化済み)

このページではAvidemuxの使い方や、mp4を無劣化カット編集する方法について解説しています。

左上のボタン
     です。
    デスクトップのAvidemuxのアイコンをダブルクリックし、下記の様に日本語で起動すれば完成です。


確認後は、ダウンロードした『Avidemux_2.7.5VC++64bits.exe』、『Avidemux_v2.7.5jp.zip』と
『Avidemux_v2.7.5jp.zip』を展開したフォルダーは削除します。

Avidemuxは、mp4,flv,mkv,avi,mpegなど、様々な形式の動画をカット編集できるフリーソフトです。無劣化出力やリサイズや変換出力も可能です。このページではAvidemuxの使い方について解説します。

Avidemuxはmp4,flv,mkv,avi,mpegなど、様々な形式の動画をカット編集できるフリーソフトです。無劣化出力も、リサイズや変換出力も可能です。


     

  5.動画の読み込み
    ドラッグ&ドロップあるいはで編集する動画を取り込みます。

左上のボタン
です。
   
  6.動画の追加 
    ファイル形式、サイズ、フレームレートなどが全て一致する動画であれば、動画を追加して連結させる事が可能です。

 動画を追加したい場合には、「ファイル」⇒「追加」で追加します。

 連番の複数ファイルをドラッグ&ドロップすると、ファイル名の順番で読込みが行われます。

   

  7.プレビュー画面を拡大縮小時/出力時の画像が見たい時
    プレビュー画面の切り替えなどは、以下で操作を行います。

プレビュー画面は 25% / 50% / 100% / 200% の4段階で切替可能。 上図のボタンで入力、出力プレビューを切り替えます。
   

  8.タイムラインの移動とカット編集
    タイムラインの編集方法を大雑把に解説すると以下になります。


各ボタンのクリックで

  • タイムラインの移動は、カーソルキーを使うと便利です。
  • AマークBマークボタンでカット編集する始点と終点を指定し、キーボードのDELキーで選択部分を削除出来ます。
  • 今の選択したフレームでAマークだけをクリックすればそこから最後までが選択され、だけをクリックすればそこから最初までが選択され、DELキーで選択範囲が削除出来ます。
   
  9.動画の出力
    をクリックします。この項目で、動画の出力設定を指定します。
出力形式はデフォルトでMkvになっていますが、MP4にしないでsのままにしましょう。
実はMkvの方がMP4より高画質で、DVDFlickにも対応しています。

詳細は次項で[無劣化出力]・[変換出力]・[フィルタ処理]などの項目に分けて解説しています。
    無劣化出力する場合
    動画と音声はコピーを選択すればOK。 出力形式に気をつければOK

AvidemuxのMuxerは、出力形式指定が繊細なので、編集前と同じ出力形式に納めるのが無難です。
    変換して動画出力する場合
    再生機器に適した形式を指定して出力します。
   

  10.その他 
    各種フィルタ
    Avidemuxには、いくつかのフィルターが用意されています。

動画部分に対しては
・リサイズ/フォレームレート変更/上下左右の反転
・インターレース解除
・色合いや明るさの調整
・ノイズ除去/シャープネス/ブラー
・字幕(SSAなどのテキスト形式のみ)

音声部分に対しては
・24fps(映画フィルム)←→25fps(PAL形式のTV)のタイムストレッチ
・音量補正
・サンプリングレートの変更
・音ズレする際のタイムシフト指定

など、比較的簡単な部類のフィルタが用意されています。
派手なエフェクトの追加や、複数トラックを利用した編集方法などは用意されていません。

各コーデック・コンテナの詳細設定
動画や音声、コンテナ形式を指定した後は、各コーディック・コンテナの主催設定ができます。

動画の出力、保存、キューの実行
準備が完了したら、動画を出力します。
保存ボタンが2つあります。
・上側のボタン・・・・動画の変換出力用。
・下側のキュー保存ボタン・・・・プロジェクトファイルとして保存です。 

キューとして保存
・キューはjobsフォルダに「プロジェクト」として保存されます。

以上でAvidemuxの使い方解説は終わりです。